離婚を決めたとき、子供の気持ちは・・

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離婚するとなると、手続きやらお金のことやら、色々と頭が痛いことばかりですよね。

でも、子供がいる家庭で一番忘れてはいけないことは、子供がどのような気持ちでいるかということだと思います。

夫婦としては別れる選択をしたけれども、子供にとってはかけがえない唯一無二の親です。

その選択が子供の人生にどのような影響を与えるのかをしっかりと考え、理解できる年齢であれば、優しい言葉でわかりやすく、本当のことを 話すことが大事だと思います。

子供の気持ちを分析してあげる

(1)事実を伝え、子供の気持ちを聞く

まず、離婚の事実を伝え、時間をかけて子供の気持ちを聞くことが大事だと思います。

離婚したいと思っていることや、今後の生活が変化することを伝え、

どう感じたか、どうしたいかを聞きます。

何も答えられないときもあると思うので、そのときは無理せずまた別の日にします。

(2)事実と感情を分けてあげる

私は子育てしていくなかで、一番大事にしていることがあります。

何か問題があったとき、事実と感情を分けて考えられるように、何度も何度も繰り返し質問し、本人が自分自身の感情と向き合うことができるまで付き合うこと。

何があった?そのときどうした?と事実を明らかにし、

今どんな気持ち?なぜそう思う?と感情を分析してあげます。

今回は、

「ママは離婚したいと思っているんだけど、○○はどうしたい?」

「不安な気持ちがあると思うけど、それはどんなことに不安に感じているのかな?」

というように、一つずつ質問しながら、一つずつの問題の解決または提案をするような形をとりました。

時間がかかることを覚悟する

(1)初めからたくさん時間が必要と覚悟し、時間を確保する

うちは、中1と高2の女の子ですが、1回目の話し合いは2人とも号泣してしまい・・、やっぱり離婚しない方がいいのかなと、とても辛い瞬間でした。

2人の顔がすっきりしたなぁ、これで大丈夫、と思えたのは4~5ヶ月後くらいでした。

1時間くらいの話し合いを6回ほどしたところでした。

今思い返すと、自分の気持ちの整理をつけるためにもとても大切な時間でした。

最後はには、

「ママが決めたことなら、絶対に大丈夫だから応援するよ」

「○○は、ママが幸せになってくれることが一番」

と言ってくれて、私の方が感動して泣いてしまいました・・。

本当に子供たちに救ってもらったなと思います。

どのくらいの時間がかかるかは子供次第です。

期限を決めずに、ゆったりとした心で待ちます。

(2)問題が起きたときは信頼関係を深めるチャンス

私は話し合いは、信頼関係の基本だと思っています。

話し合いなくして、信頼関係は築けない。

努力しなければ、親子でも親友でも、夫婦でも、信頼関係を構築することは出来ないと私は常に思っています。

例え子供であっても、自分とは違う人間です。

「えー!!そんなこと考えてたんだ!」と思うことが何度もあります。

また、同じ質問をしても、2人とも真逆の答えが返ってきたりします。(笑)

意見が違っても、お互いに学びながら認め合って、笑い合って、楽しく生活していきたいですね

まとめ

離婚を考えたとき、子供の気持ちはどうなのか、私自身もとても不安でした。

でも、今は子供たちと強い信頼関係があることで、自信を持って前向きに生きています。

まず事実を伝え、子供の気持ちをじっくり聞き、事実と感情を分けて分析してあげる。

時間がかかることを覚悟し、意見が違っても、理解し合う努力をする。

話し合いの中では、楽しく生活できる方法をみんなで考える!

これから、家族の形を変えて子供と生活していくならば、子供との話し合いは、「誰に何を言われても楽しい!」と言える毎日にする第一歩です!

焦らずゆっくり進みましょう。

私は、渋沢栄一の「智情意」という考え方がとても好きです。

簡単に説明すると・・、やりたいことを意思を持って決め、それについてしっかりと勉強して知識を身につけ、周りの人にを持って生きていく。

どんなに歳を重ねても、自ら学ぶことを諦めず、感謝の気持ちを持って、自分の決めた道を自分らしく生きていきたい。

子供にもそんな風に生きて欲しいです。

自分がどんな人生を歩むかは自分自身で決めるしかありません。

前を向いて、自分と周りの人が幸せになれるように行動していきたいですね!

著者

アキ

新卒で金融機関へ就職し、2回産休育休を取り復職しました。                                      しかし、営業職で残業も多く、子供のとの時間を削らなくてはならないことに常に罪悪感や寂しさを感じていました。                                  12年間勤めた同じ会社から独立した先輩のコンサル会社に転職を決意。                                   時間や心の余裕ができ、子供の行事に必ず参加できるようになったことで、自分の人生にとって大事なものを改めて考えることが出来ました。                                   心の余裕が出来たことにより、自分にとっての仕事の意味を考えるようになりました。                                             忙しさと仕事の質は比例しない、質の高い仕事とは相手のことを考えながら仕事をすることだと気が付きました。                                            金融機関の時のように、試験取得やノルマを強制されるわけではないので、仕事においての学びをどのようにしていくかに悩みました。                                    子育てや家事を理由に努力を怠ることは違うのではないかと、自問自答し、金融機関にいたときより、更に努力しなくてはいけない、もっとお客様から信頼される人になりたい、という気持ちになりました。                                        そして、宅地建物取引士や1級ファイナンシャルプランニング技能士の資格取得を目指しました。                                       そのころちょうど離婚を考えていていたのですが、自らの離婚の準備に今までの学んできた知識が本当に役に立ち、お金の知識の重要性をひしひしと感じた瞬間でした。                                       とはいえ、離婚するには様々なことを決めたり、手続きしたりと、心労もあるなかで本当に大変なことばかり・・。                                            私のように専門に学んでいても、大変なのだから、よくわからなくて困っている人はたくさんいるのではないか、と考え、自分が大変だったことや、知っていたらよかった、というような話を発信し、少しでも悩んでいる人の役に立てればいいなと思いました。                                           また、子供が小さいころから正しいお金の知識を身に着けることがとても大事だと、常々思っております。子供と学べる楽しいお金の話もしていきたいなと思います。

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