離婚したいと思い始めたら‥

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離婚をしたいと思い始めたら、まず準備をしましょう。

何か考える前に、現実的にできるかできないかを先に見極めます。

私は、仕事柄お金の知識があり、普段から契約書などを作成する業務をしているので、 正直離婚の取り決めや手続きもそう苦労しないだろう、と高を括っていました・・。

しかし、準備を始めてみて、思いました。

考えることが多すぎる・・。

やることが多すぎる・・。

めんどくさいし、なぜか波のように不安が襲ってくる・・。

ストレスで体中に湿疹ができ・・精神的に辛くなってきて、もう離婚するのやめようか‥などと考えてしまうこともありました。

ある程度知識があると思っていた私でも、こんなに大変なのに‥、これは離婚したいと思っている世の中の大半の方はすごく大変なことなのではないか!ととてもショックを受けました。

それでも、私は自らを奮い立たせ、絶対に後悔しないような離婚にしようと最後までやり切りました。

そして自分で準備した通りの内容で合意することができました!

もし、私のように困ってる方がいたら、今すぐ助けたい!と思い、自分のやってきたことを少しずつお話ししたいと思います。

まずお金の計算をする

まず、離婚をしたいと思い始めたら、お金の計算をすることが最優先です。

私は、漠然と、

「離婚したらお金大丈夫かなぁ・・。」

「1人で子供たちを養うなんて無理だよなぁ・・」

と常に考えていました。

離婚したいという気持ちとは別に、大部分の不安がお金のことであるこに気づき、先にそれを解決できるか考えてみました。

細かいことは少しずつ書いていくつもりですが、大きく分けて二つ考えることが大切です。

1.離婚後の家計の収支

2.今ある財産の把握

です。

(1)家計の収支表を作る

まず離婚後の生活費は足りるのかを考えることです。

私は収入(自分の給料と養育費)と支出(離婚後の生活費)の表をエクセルで作成しました。

マイナスでも落ち込まないでください。

私も初めにした計算はマイナスでした・・。

養育費はどのくらいもえらるのか、

(ネットのシミュレーションサイトなどでも簡単に調べられます。自分の年収と夫の年収がわかれば大体の金額がわかります。)

住む場所はどこにするか、

(「住みたい場所 賃貸物件」なとで、大体の家賃の相場がわかります。住宅ローンを引き継ぐ場合は、住宅ローンの返済額を支出に入れます。)

実家に頼れるのか、 

(自分の親には、もし離婚したら同居できるか確認しておくと安心です。)

など離婚後の状況を変えることによって収支は大きく変わります。

希望はこうだけど、この選択肢もあるな、

そうするとこの収支表でいけるぞ、

と色々なシミュレーションが出来るといいです。

なんとかプラスの収支が出来れば、未来は見えてきます!

(2)財産目録を作る

もう一つは財産の把握です。

預金や株、不動産、また住宅ローンなどのマイナス資産も負の財産として計算します。

基本的には、財産はどちらの名義かは関係なく半分に分けることになります。

こちらもエクセルで作ると合計金額が一目で把握できるのでおすすめです。

もし、離婚後の収支が多少マイナスでも、そのマイナスを補填できる財産があれば、

「◯年間は貯蓄から毎月△△円補填する。」

というように、収支表にプラスすることが出来ます。

このように離婚後の生活を数年先までイメージします。

その数年間の間にもう少し収入の多い仕事に転職するとか、副業してみるとか、実家に頼ってみるとか、その選択肢を書き出します。

実現可能なのか、今からやれることは何かということも備考として書きました。

書いてるうちに、これならできる!と思う瞬間があります。

余談ですが、離婚の相談をした友人のなかに、

「お金がたくさんあれば私もしたいよ」

という発言をした友人が何人かいたことが印象的でした。

その中には真剣に悩んでる子もいました・・。

収入が多かったり、貯蓄が十分あり離婚するのにお金の問題はない、という方は少ないのではないでしょうか。

私は正社員ですが、子供が産まれてから転職したことで収入が低くなってしまい、離婚しても1人ではやってけないだろうと漠然とした不安がいつもありました。

お金の計算はとても大事です。

精神的な安心につながります。

離婚後の生活がイメージできれば、実現が可能だと脳が判断し、自ずと不安がなくなっていきます。

お金の計算が終わったら、自分の気持ちと向き合う

お金の計算が終わったら、あとは自分の気持ちと向き合うだけです。

本当に離婚を選択していいのか、納得がいくまで考えましょう。

私は離婚したいと思うようになったのはなぜだろうと、もう一度考えてみました。

まず離婚を決めた自分の気持ちをパソコンに書いてみました。

これには、思い出すという作業があるので、何度も書き足しながら書いていき、とても時間がかかりました。

書いてるうちに、もしかしたらもう一度やり直せる可能性があるかも?と思うことがあるかもしれません。

やり直せると思い直し、お互い歩み寄ることができ、夫婦関係がよくなればそれが一番です!

文章にすると、自分がこういう結婚生活を過ごしてきて、こういう気持ちの変化があったんだなと俯瞰してみることができると思います。

そうすると、複雑な自分の気持ちが文章となって整理できていきます。

とにかく冷静に考えられるまで、自分自身に問いかけ、答えが出るまで待ってあげます。

まとめ

離婚を決めたら、お金のこと(現実)離婚したいという気持ち(感情)を分けて考えることが大事だと思います。  

お金のことが解決して自分の中で不安を最小限にしたら、 後は自分の気持ちと向き合う時間です。

紙でもパソコンでもいいので、書き出して整理しましょう。

私は、一度書いたものを何度か見返して、気持ちが変化していないか確認したり、追加でその時の気持ちや出来事を書き出しました。

読み返すと、辛いことを思い出してストレスに感じる瞬間もありましたが、そんな気持ちも全部書き出して、自分で自分を励ましながらメンタルケアを心掛けました。

この作業は、私にとってとても重要でした。

時間がかかってもいいと思ってます。

1年でも2年でもいいと思います。

だって、人生を大きく変える大事な決断ですから、誰かに決めてもらう必要なんてなくて、自分でその時を決めればいいと思います。

考えることが多すぎて頭の中がごちゃごちゃしてきますが、焦ることはありません。

ゆっくり考えればいいですし、必ず答えは出ます。

後悔しないでほしいです。

答えは自分の中にありますから。

自分の出した答えに自信を持ってほしいと思います。

私は、たくさん考えて悩んで自分で出した答えなので、離婚を決めた後は一切後悔していません。

ここまで考えたんだから、離婚後の人生はもっと充実したいい人生にしよう!と思ってます。

一緒にゆっくりと考えていきましょう!

著者

アキ

新卒で金融機関へ就職し、2回産休育休を取り復職しました。                                      しかし、営業職で残業も多く、子供のとの時間を削らなくてはならないことに常に罪悪感や寂しさを感じていました。                                  12年間勤めた同じ会社から独立した先輩のコンサル会社に転職を決意。                                   時間や心の余裕ができ、子供の行事に必ず参加できるようになったことで、自分の人生にとって大事なものを改めて考えることが出来ました。                                   心の余裕が出来たことにより、自分にとっての仕事の意味を考えるようになりました。                                             忙しさと仕事の質は比例しない、質の高い仕事とは相手のことを考えながら仕事をすることだと気が付きました。                                            金融機関の時のように、試験取得やノルマを強制されるわけではないので、仕事においての学びをどのようにしていくかに悩みました。                                    子育てや家事を理由に努力を怠ることは違うのではないかと、自問自答し、金融機関にいたときより、更に努力しなくてはいけない、もっとお客様から信頼される人になりたい、という気持ちになりました。                                        そして、宅地建物取引士や1級ファイナンシャルプランニング技能士の資格取得を目指しました。                                       そのころちょうど離婚を考えていていたのですが、自らの離婚の準備に今までの学んできた知識が本当に役に立ち、お金の知識の重要性をひしひしと感じた瞬間でした。                                       とはいえ、離婚するには様々なことを決めたり、手続きしたりと、心労もあるなかで本当に大変なことばかり・・。                                            私のように専門に学んでいても、大変なのだから、よくわからなくて困っている人はたくさんいるのではないか、と考え、自分が大変だったことや、知っていたらよかった、というような話を発信し、少しでも悩んでいる人の役に立てればいいなと思いました。                                           また、子供が小さいころから正しいお金の知識を身に着けることがとても大事だと、常々思っております。子供と学べる楽しいお金の話もしていきたいなと思います。

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